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チルトローテータの現場(巽建設様)を取材いたしました
2021.09.28
こんにちは!総務人事グループの楠田です。
初めて取材でドキドキしながらの出発でした。
暑さが和らぎ過ごしやすい日が増えてまいりました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回はチルトローテータ※をレンタルしていただいている現場のお客様へインタビューさせていただきました。
お客様 | 巽建設株式会社様 |
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現場名 | 森髙・三和特定建設工事共同企業体 大和中央道(敷島工区)街路改良工事JV工事所 |
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※チルトローテータとは
→バケット(土を掘る部分)の角度と回転を自在に操作できる油圧ショベル用アタッチメント
早速見ていきましょう!

巽社長
チルトローテータを知ったきっかけはYouTubeです。
法面の裏込め材の運搬に逆付けバケットを使っていましたが、バケツの付け替えに効率の悪さを感じていました。
作業に応じて手軽にバケツの向きを変えたい、と考えていたときに見つけたのがチルトローテータです。
レバー操作でバケットが回転するので向き変更が簡単、かつ操縦席に座ったまま1人でもバケットの交換ができる機能に惹かれ、導入を決意しました。
バケットが回転することで外して向きを変えて付け直す、という作業が不要になりますね。
ご協力いただきました巽社長とチルトローテータです。
広い現場内でショベルが稼働する様子は大迫力でした。
では現場で実際に使用されたときの感想をお願いします。

巽社長
最初は操作感覚を合わせることが難しいと感じましたが、1日で慣れました。
作業範囲の拡大により、裏込め作業などに3人必要だった手元作業員が2人まで削減できました。
手が空いた作業員に他の仕事を回せるので、気持ち的にも余裕をもって効率よく作業ができました。
1度使うと癖になってしまい、他の重機に乗っていても「チルトローテータなら簡単にできるのに…」と思うことが多々あります。
手元作業が少なくなることで機械との接触事故を減らすことにも繋がります。
レバー操作で簡単にバケットを反転できます。狭い場所でも活躍できるので、小型のショベルを使う必要がなくなりました。
チルトローテータのメリットとデメリットをお願いします。

巽社長
メリットは1台で作業の効率化を図れることだと思います。
足元の整地をしなくても法面整形が可能になり作業スピードが速くなりました。
「掘削、法面整形、石積み、裏込め」など重機2台で行っていた作業もチルトローテータ1台で補うことができます。
何でもこなせる万能性がチルトローテータの魅力的な部分ですね。

巽社長
デメリットは高性能な分通常のバケットよりもレンタル料が高いことです。
またチルトローテータを取り付けることによってアームの全長が長くなってしまい、バケットがキャブや油圧シリンダーに接触する恐れがあります。
通常のバケット装着時よりも旋回やアームの操作に気を付けていただく必要があります。
バケットに土を入れて高所へ運ぶ作業が1台でできます。
1ヶ月間チルトローテータをご使用いただきましたが、今後も活用してみたいですか?

巽社長
足元が不安定で高低差のある現場があれば今後もまた使ってみたいです。
初めはお試しで1日だけ借りる予定でしたが、便利だったので1ヶ月レンタルしてしまいました。
経験の浅いオペレーターでも慣れてしまえば操作しやすい性能ですので、若い世代にもオススメしていきたいです。
巽社長、ありがとうございました。
私にとっては初めての現場取材で、とても貴重な経験になりました。
ショベル自体は社内でよく目にしますが、実際に働いている最中の重機は迫力が違いました。
また現場仕事のイメージが「アナログで肉体労働が多い環境」から、「機械化が進んだ若手でも活躍しやすい環境」へと変化しました。
担当営業からのコメント

今回はお客様からお声掛けいただいた案件でしたので、今後は自分から積極的にチルトローテータの良さを発信していきます!
巽社長のように「現場の生産性を上げたい」、「若手の社員が活躍できる環境を整えたい」とお考えの経営者の方々をサポートし、お客様から頼っていただける存在になりたいです。
ササイカムラは今後もチルトローテータを含めた最新技術の情報を積極的にPRしていけるように頑張っていきます!
お試しで1日だけ借りていただくことも可能ですので、お気軽に近くの営業所か担当営業までお問い合わせください。
今回は巽社長からチルトローテータについてお問い合わせがあったと伺っております。
現場に導入しようと思った経緯を教えていただけますか。